運命は?No fake

文字数制限を超えたドルオタの呟き

Haru.Robinsonワンマンライブ感想

どうも、社畜です。

 

12月から書かなきゃ、書きたいと思っていたハルロビンソンライブ感想ですが、

書けないままに次のワンマンが開催されてしまいました。。。

またなんやかんやで7月になりそうなので、思いつくままに

12/6(水)@渋谷WWW Haru.Robinson 2nd One-man Live『Urban days』

3/15(木)@原宿ストロボカフェ Haru.Robinson Spring one-man Live「風待ち」

の感想を書こうと思います。

 

私のツイッターを読んでいる人には既にお分かりなんですが、去年秋から仕事に追われていて、人間らしい生活がおざなりになっていて、12月のライブも今回のライブも行けるかどうか直前までわからない状態でなんとか参加したんですけども

 

結論から言うと仕事ほっぽり出して参加する価値しかないライブでした!!

使い古された表現ですが敢えて書かせてもらいます。

そう、Haru.Robinsonはいいぞ!!

 

そもそもHaru.Robinsonって誰だよって人のために公式サイトから紹介を

福岡県出身。末並弘史(Vo&Gt)によるソロユニット。
高校中退後、音楽専門学校へ通いながらバンドを結成。
福岡のストリートやライブハウスでの活動を経て、2007年に単身上京。
現在、東京のライブハウスを中心に活動中。

詳しいことは公式サイトとかでよろしくな!

Haru.Robinson(ハル・ロビンソン)公式サイト

私が知ったのは横浜DeNAベイスターズの砂田くんの出囃子でIdentityを聞いたからだったんですけども

砂田 毅樹 | 横浜DeNAベイスターズ

この曲誰!?ってなってベイスターズ公式サイトから知ったわけなんですけども、CDもなければ配信もないわけで、Twitterで思わず呟きましたよね、そしたらわざわざお知らせ頂いて…

 

その後7/31 横浜B.B.STREETのライブでCD無配と聞いて初めてライブに行ったんですが、生音のIdentityクソかっこよくてほんとびっくりして、それ以来砂田君どうこうじゃなくてHaru.Robinsonというアーティストが好きだなと思って今日にいたるわけです。

 

私がHaru.Robinsonはいいぞって言っても具体的にどういう音楽やってるの?とかどこが好きなの?とか言われるんですけど、そういうのはYouTubeに本人アカウントでアップされている曲を聞いてくれ…と 言って終わらせたいところなんですが、多分今30代前半くらいにとってはあの頃の若者向けロック&ポップが好きだった気持ちに刺さるんですよね。

 最近の音楽は多様化していて、世代別嗜好別で住み分けてしまっているからあまり最近ではこういう感じの曲の背景に綺麗な情景を思い浮かべたり、行間を読んだり、繊細な人間の感情を間接的に歌ったり、それを疾走感あるサウンドで乗せるってのはかなり少ないと個人的には思うのです。

最近の歌詞は説明が多めでそれだけで完結できるから、想像して自分の頭の中に入れる必要がないことが多い。それがすごく個人的には寂しい。

末並さんの音楽は本人の年齢以上に成熟していて、聞く人の心の中に世界を作る力があると個人的に思います。

 

さて、肝心のライブの感想なのですが、12月のライブはスタンディングで色んな曲をやって、今回は着席で可愛い箱でアコースティックでやると。

だからそれぞれの箱にあった曲をやってもらうわけなんですけど、箱の力というか本人たちのコンセプトなのか同じ曲でも違って聞こえるのがライブの面白さ

愛が降る街、降雪歌はどちらでもやったんですけど、個人的には12月の時のほうが好きだなと思ったし、でも今回のほうがAndoroidはよかったりして、やっぱり参加できる時に参加しないとその曲の瞬間風速みたいなのは出会えない。

 

曲を正しく読み解けないことに定評のある私なので、今までAndoroidは健康な世界から想像した架空の世界のおとぎ話のような明度だと思っていたので、今回のMCでびっくりしたし、そういう話を聞いてから曲を聞くと気付いていなかった良さに気付けたりして

 

朗読を入れるっていうのも新しい試みで、他のこういった個人ライブに行かないのでそういうことが普通なのかわからないけど、私のような世界を自分の中に作るタイプにはすごくよくて、これからも続けてほしいし、なんなら朗読しまーすって入りじゃなくて一曲やった後暗転して読み始めてそのまま曲に入るのもかっこいいと思う。また今回みたいに拍手のタイミングを失って末並さんたちを困らせる気がするけど…

 

いや、入場の拍手の件を客側から言い訳させてもらえれば拍手しなかったのは緊張感とかじゃなくてBGMかかってる中でバンドメンバー入ってきたときにおおうってなってたら末並さん入ってきてバンドメンバーの時に拍手しなかったのに末並さんだけ拍手するのもバンドメンバーに失礼なのでは?っていうかどうしたらいいの!って感じでほんとすみませんでした

 

12月と3月行ったりきたりなんですけど12月の愛が降る街と降雪歌ほんとにすごかったんだよね

愛が降る街は多分Haru.Robinsonの手持ちの中では相当強い札だし、それはYoutubeでも完成度の高さはわかるから、いい歌なのは知っていたけども、あの日のキーボードね…

良かったよね…泣いたしね…人としての感情を思い出せて久しぶりに創作意欲が沸いて1つかけたしね…

今回も良かったんだけど私の席からだけなのかキーボードの音が薄かったから残念だった(早くつきすぎて前に座りすぎたからかもしれない)

 

社畜だからほんと毎日無感情で働いて泥のように眠って上司や同僚、取引先への殺意と自分へのやるせなさでモノクロなんて綺麗なもんじゃない、泥水の中で生きてるような気持だったけど12月も今回も、ライブから帰るときの足取りは軽くて頭の中はクリアで、人間として生きていこうって思える、前向きな気持ちになれるそういうエネルギーがHaru.Robinsonの曲にはあるんだよなぁ

頑張れとか君の気持ちがわかるよとか前向きにとか簡単な励ましは泥水の中だと全部煽りに聞こえて殺意にしか変わらないんだけど、なんだろうな、Haru.Robinsonの曲の中に生きている曲の主人公は本当に普通なんだけど一生懸命なんだよね、一生懸命で、だけど目の中の光は消えていない感じなんだよね。だけど自分のことを過信しているわけではなくて自分の弱さもちゃんと知っているんだよね。それを認めたうえで生きることを選んでいるのがわかるから、どういうときでも自分で生きることを選択していくっていうことが素晴らしいというよりも、それでいいのだっていう感じで、私はそこが好きです。

 

12月のライブでUrbanDays聞いたときに一番強くその気持ちを感じたなぁ。

Urban Daysは歌詞もいいけどそれだけじゃなくて曲の構成が最高だよ、本当にイントロから1番サビまで、2番からの音の厚み、最後大サビの転調とかもうほんとすきが止まらないよ。

12月のライブはこの1曲だけで元が取れているからね、なのにそのあと伝説的に素晴らしい愛が降る街とかIdentityとかあるからね実質無料どころかこれはもうお歳暮だなと思ったよ

あとBelieverがあまりにもかっこよかったからそれからひと月くらいずっと聞いてた。全部の曲の音源とかできた日にゃかっこいい曲ランキング作りたいよあたしゃHaru.Robinsonのかっこいい曲が大好きなんだよ

 

12月のライブの話ばっかりになってしまってるから3月の話に戻すけどやっぱりアコースティックの曲は今回のほうがより良かったなぁと思う

春風は今まであまりピンと来ていなかったんだけど、朗読効果なのかMC効果なのか今回良さに気付いて今はめっちゃ聞いています…

今回のMCでもあったけど、その人の主観だけじゃなくて他者の視点になるとまた違う見え方になる。私は春風はただ主人公の未練しか見えていなかったけれど、春風は春風視点になるとまた違う感じを受けるなぁ。

秒速5センチメートルに例えると最初はコスモナウトだと思ってたけど実は秒速5センチメートルの最終章だったみたいな感じだ。

 

今回のライブ内のPianomanカバーもよかったな…今更ちゃんと歌詞を見直すと私のHaru.Robinsonへの気持ちもこれだな…

 

次のライブでまた音源化やセットリストに声を反映させるって話ですが、春風で反省したので何が来ても「良き…」って顔になるのは自明なので本人へリプとかはしないんだけど、ここは私の庭だから好きに書くよ

Beautifulとrefrainと降雪歌を何かしらの形で音源化してくださいお願いします歌詞もお願いします

降雪歌はもう次の冬合わせでいいですが、Beautifulとrefrainは早急にお願いしたいです、私の心が危篤なので

ポリクロームチューンも良かったからお願いしたいけどもうとにかくこの2曲、でCDにするときにはBelieverの再MIXもお願いします…

 

今更だけど今回のCDのDIAかっこよすぎないか?大体CDってCDのポテンシャルがあるのにDIAすごいよこれライブかな?って思う。

DIAの一番かっこいいところ(大サビ前のデデデデッってとこ)聞いた時の鳥肌ちゃんとあるもん

春風のアレンジもお金かかってる感じの丁寧さがある…

CDの盤面もなんか前と違う気がする気のせいかもしれないけど

BeautifulとBeliever…頼む…

 

7月のライブはどういう感じになるのかなぁ、夏だからかっこいい曲めっちゃやってくれてもいいなぁ何が来ても嬉しいけどね…

横浜遠いけどそれでも行く価値を感じてるよ。

良きものにはお金も時間も使いたいよ、それで楽しませてもらってるわけだからね

 

なんか書き漏らしている気がするからよりつらつら脈絡なしに書く

・12月のライブのMCで言っていた人生の選択肢の話もよかったな‥あの時結構悩んでることが多かったから救われた感じがあった

・御洒落サウンドも良きだよ

・鈴木さんいるMCの末並さんの安心した顔あからさまで可愛いし、末並さん一人で話してる時鈴木さんめっちゃ見守ってるの素敵だから個人的にめっちゃ好き

・MCで末並さん歌い上げ問題提起してたけどバンドの皆さんも乗ってきてるのわかるからそういうときわたしも楽しくなる

・今回のマイクの音ざらざらしてたのはちょっと残念だった

・柴崎さん前の時も今回も本当に良い仕事してたからにんにくは衝撃だった

・こんなにかっこいい曲沢山あるのに客層が若い女の子多めなのはいつも不思議である…もっとメンズいていいのにな?

・カメラやってた女性がとても楽しそうに仕事をしていて私も嬉しかった

・今回ドリンクにビンのリンゴサイダーあって飲めない私はありがたかったし、箱かわいかったな、トイレもきれいでよかった

 

私はドルオタなので他のアーティストの個人ライブの平均がわからないんだけどIdentityは頭上でクラップハンズしたい、いつかフェスみたいなところに行くほど大きなアーティストになったらぜひやってほしい

個人の楽しみ方は自由だけどいつももっと音楽に乗りたいと思わせる、泥水の中に生きているのにグルーブに身を任せたくなるそんな気持ちをくれるから時間が合う人はぜひHaru.Robinsonのライブに行こう、Haru.Robinsonはいいぞ(念押し)